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Renato Russo | レナート・ルッソ

バイオグラフィー

 1960年3月27日リオ・デ・ジャネイロ生まれ、1996年10月12日エイズによりこの世を去ったブラジル人シンガー・ソングライター。
 Legiao Urbana(レジアゥン・ウルバナ)というロック・グループでリーダーとして活躍し、1984年の「Legiao Urbana」以来グループとして8作のアルバムを発表、ソロ・アルバムも2作出しています。うち、ソロとしてのうち1作がここで紹介するイタリア語によるアルバム「Equilibrio distante」で、亡くなる直前の1995年に発表されました。

アルバム紹介


Renato Russo 「Equilibrio distante」

Renato Russo 「Equilibrio distante」 (1995)

 本作を中古盤店で発見したとき、歌手名を見てイタリア人だろうと思って手にとってみたのです。収録曲はイタリアのよく知られた曲なのですが、ブラジル製のCDでした。中を見せてもらうと、CDのレーベル面にはミケランジェロのダヴィデ像がブリーフをはいている絵が描かれていて、何だかよくわからないけど、値段も安かったので買ってみたらブラジル人歌手がイタリアの曲をカヴァーしたものでした。ラウラ・パウズィーニの曲が1.「Gente」、2.「Strani amori」、6.「Lettera」、7.「La solitudine」と最も多く4曲も取り上げています。他にフィオレツラ・マンノイアの3.「I venti del cuore」、ニーノ・ブォノコーレの4.「Scrivimi」、PFMの5.「Dolcissima maria」、アレアンドロ・バルディの6.「Passerà」、パオロ・ヴァッレージの「La forza della vita」、ラフの11.「Due」、レナート・ゼロの「Più o meno」、クラウディオ・バリオーニの13.「La vita è adesso」といった曲がカヴァーされており、ブラジル人のため多少訛っているという感じはしますが、曲が通好みのものが多かったので楽しめますた。
(EMI 836524 2・ブラジル盤)

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