バイオグラフィー
1970年5月4日ウルビーノ生まれ。フルートを学び、ペーザロの「ジョアキーノ・ロッシーニ」音楽学校を卒業。ペーザロ近郊のフェルミニャーノ在住。1986年のカストロカーロ新人コンテストに出場し、以後も1987・88・90年と同コンテストに出場し、ベスト8となっています。1994年サンレモ音楽祭新人の部に出場し、「Così
vivrai」を歌っています。翌1995年サンレモでは前年度新人の部上位入賞者の中の7組中4組がビッグの部に出場できることになり、マティア・バザールのカルロ・マッラーレが書いた「È con te」で予選に挑みますが敗退しました。
その後の活動については不明。
アルバム紹介
Valeria Visconti 「Valeria Visconti」 (1994)
1994年発売のデビュー・アルバムで、サンレモ新人の部参加曲の1.「Così
vivrai」を収録。しゃがれ声で私としてはあまり好みではないのですが、6.でクラウディオ・バリオーニの「Avrai」を歌っているので取り上げてみました。「Avrai」は確かサンレモ新人の部の参加資格を得るための「Sanremo
Giovani」で歌っていたと記憶しています。インスト曲5.「Scherzo in Sol Magg.」では彼女のフルートの音色を聴くことが出来ます。2.「Piccolo
guerriero」、9.「Cattivi pensieri」で作者に名を連ねるダニーロ・アメーリオが2.で参加していて、彼のヴォーカルを聴くことが出来ます。
(FONIT CETRA CDL 374)