Erminio Sinni 「Ossigeno」(1993)
エルミニオ・シンニは中堅カンタウトーレのひとりで、詳しい経歴は不明ですが、1993年のサンレモ音楽祭の新人の部で1.リッカルド・コッチァンテと共作した1.「L'amore vero」という曲を歌いました。本作もそのコッチァンテとレオナルド・デ・アミーチスとのプロデュース、アレンジによるアルバムで、コッチァンテは4.「Non
mi sembra ancora vero」という曲でもシンニと共作しています。7.「Ma chi me
lo fa fare」は日本でもＣＤが発売されたことがある女性歌手ステファニア・ラ・ファウチとの共作で、彼女もアルバムで取り上げていました。他の曲はすべて彼自身の作詞･作曲によるもので、師匠（？）のコッチァンテに似た叙情的な曲とポップな曲とがバランス良く収録されています。その後の活動については不明。
(BMG Blue 74321-14012-2)
