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Flavia Fortunato | フラヴィア・フォルトゥナート

バイオグラフィー

 生年月日、出身地等は不明。新体操選手としての異例の経歴を持つ女性歌手。
 1983年サンレモ音楽祭に「Casco blu」で初出場、新人として4位となりました。同年RaiUno(国営放送1チャンネル)の午後の番組「Discoteca Festival(ディスコ・フェスティヴァル)」にダニエーレ・ピォンビと出演。翌1984年もサンレモの新人の部で「Aspettami ogni sera」で新人の部3位となっています。同年RaiUnoの毎週日曜放映の「Hit Parade」に出演。1985年マウリツィオ・コスタンツォの著名な番組「Buona Domenica」にアシスタント役として出演。サンレモには1986年「Verso il 2000」、1988年「Una bella canzone」でビッグの部に出場。1989年RaiUnoで毎日放映の「Buona fortuna estate」に出演、同年ナポリのベッリーニ劇場のこけら落とし公演「L'Opera da tre soldi(三文オペラ)」にピラーティのジェニー役として初めての舞台出演を遂げました。歌手としては1990年一時復活した「新カンタジーロ」(イタリア国内を巡業しながら行う音楽祭)に出場。1992年、フランコ・ファザーノとのデュエットでサンレモ音楽祭に出場して「Per niente al mondo」を歌って7位に入賞しました。
 以後1993・94年のミュージカル「Victor Victoria」出演、1995・96年のRadioRai Uno(国営ラジオ)の「Masters」という番組への出演、1998年RaiUnoのマウロ・セリオの番組「Giochi senza frontiere」への出演などを行っていましたが、主婦業に身を注ぐためしばらく活動を休止している模様です。

アルバム紹介

Flavia Fortunato 「Piccole danze」

Flavia Fortunato 「Piccole danze」 (1990)

 フラヴィア・フォルトゥナートのCDは何枚ぐらい出ているのかわかりません。本作はジォヴァンニ・サンジュストとガブリエーレ・ヴァラーノという2人の人物のプロデュース。曲はスケールの大きい曲を書くカンタウトーレフランコ・ファザーノが1.「Il deltaplano」の5.「La penisola」の2曲書いていて、どちらも彼らしいメロディーのきれいな曲。他にはヒット・メーカーのマウリツィオ・ファブリツィオが書いた2.「Mozart」や、キーボードが美しいバラード7.「Pezzi di cuore」、タイトルからもわかるように少しエスニックな8.「Lettera da Saigon」など粒ぞろい。残念なのは、ミエッタなどこの頃のFONIT CETRAのCDに共通していることですが、歌詞カードが付いていないことです。
(FONIT CETRA CDL 253)

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