バイオグラフィー
ジォヴァンニ・ドンツェッリ(Giovanni Donzelli・1961年5月28日ナポリ生まれ)とヴィンチェンツォ・レオンポッロ(Vincenzo
Leomporro・1961年7月22日ナポリ生まれ)との男性デュオ。イタリアン・ポップス界の女王ミーナに見出され、ルーチォ・バッティスティによく似た声で話題となりました。
1992年のミーナのアルバム「Sorelle Lumiere」に「Neve」を提供。さらに翌1993年、ミーナの「Iochness」に「Raso」、「Si
che non sei tu」を提供してドンツェッリはコーラスとしても参加、さらにミーナの息子でプロデューサー・作曲家・アレンジャーのマッシミリアーノ・パーニのプロデュースにより初のアルバム「Audio
2」を発売、ミーナに提供した「Si che non sei tu」のほか「Per una virgola」などが収録されました。以後ミーナのアルバムには1994年の「Canarino
mannaro」に「Rotola la vita」と「Non e niente」を、1995年の「Pappa di latte」には「Non
c'e più audio」、「Naufragati」、「Metti uno zero」、1998年のアドリアーノ・チェレンターノとの共演アルバム「Mina
Celentano」には「Acqua e sale」、「Specchi riflessi」、「Io ho te」と提供しています。
1995年以後はレオナルド・ピエラッチョーニ監督の映画の音楽にも関わっています。
アルバムとしてはデビュー作「Audio 2」以後は、「E=mc2」(1995)、「Senza
riserve」(1996)、「The Best airplay(ベスト盤)」(1998)、「Mila」(2000)が出ています。
アルバム紹介
Audio 2 「Audio 2」 (1995)
4作目にして初のベスト盤で、全16曲収録。うち、1.「Tu vieni prima di tutto」、9.「Gina」、14.「C'era
e non c'e」、16.「Non c'e più audio」の4曲は新録です。1.、ルーチォ・バッティスティの「7
e 40(7時40分)」を想わせる内容の2.「Alle venti...(「10時に」という意)」など軽快なポップ・ナンバーが中心ですが、ミーナに書いた8.「Io
ho te」、13.「Neve」は感動的なバラード曲です。他にミーナに書いた曲としては4.「Si
che non sei tu」、6.「Rotola la vita」、16.「Non c'e più audio」が収録されています。
(PDU PDU 13342)