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Silvia Anglani | シルヴィア・アングラーニ

バイオグラフィー

 イタリア南部Brindisi(ブリンディシ)近郊のOstuni(オストゥーニ)生まれ。ジャズ系の女性歌手。
 2000年頃から活動を始め、詩人Mogol(モゴール)の学校CETにおける「Festivale」で優勝。
 Paola Arnesano(パオラ・アルネサノ)とともに歌を学び、Paolo Lepore(パオロ・レポーレ)とのコラボでプーリアの劇場においてLucio Battisti(ルーチォ・バッティスティ)へのオマージュを演じています。
 その後ミラノに移住し、PFMのFranco Mussida(フランコ・ムッシーダ)の学校に通い、Laura Fedele(ラウラ・フェデーレ)とともにジャズ、ブルースの歌唱を学び、ジャズ、ブルースへの情熱が高まりました。 2005年にはミラノのドゥオーモ広場の「Notte Bianca」やその他のミラノ、リミニの音楽祭にソリストとして参加しました。 2008年にはウンブリア・ジャズにおいて各コースに学び、カンタウトリーチェのSusanna Parigi(スザンナ・パリージ)と共に研究を行なっています。
 2012年に最初のアルバム「Complice」を発売し、今後も活躍が期待される女性歌手です。

アルバム紹介

Silvia Anglani 「Complice」

Silvia Anglani 「Complice」 (2012)

 デビュー・アルバムで、ディレクターを務めるGabriele Rampino(ガブリエーレ・ランピーノ)がカヴァー曲の2以外の全曲の作詞・作曲を手がけています。
1.はライヴ・ハウス風の効果音とともに、サックスをフィーチャーしたコンテンポラリーな曲です。2.はMina(ミーナ)の1967年のヒット曲のカヴァーで、スキャットを多用したテクニック溢れる歌唱が印象的です。タイトル曲の3もサックスがふんだんに絡むコンテンポラリーな曲となっています。バンドネオンも加わる4では、しっとりとしたヴォーカルを堪能できます。アルバム中盤は、6や7のように比較的ゆったりとしたジャズ・ナンバーが続きます。8では再びバンドネオンが加わり、レトロな雰囲気な曲となっています。12はハーモニカやアコースティック・ギターをバックにしたアコースティックな曲となっています。ラストはバンドネオンによる8のリプライズとなっています。
 初夏にリリースされましたが、秋の夜長に聴くにはもってこいの好作品です。
1.Odio dicembre 2.Conversazione 3.Complice 4.La pantofole col Marabu 5.Tempo al tempo 6.Bassamarea 7.Demonangel 8.Il rimedio 9.Essere normale 10.Una spina nel cuore 11.La mia costellazione 12.A piedi nudi 13.Il rimedio (Reprise)
(Controvento CTV152)

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