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Gilda Giuliani | ジルダ・ジュリアーニ

バイオグラフィー

 1954年6月19日Campobasso(カンポバッソ)のTermoli(テルモーリ)生まれ。
 1972年の新人コンテストに優勝し、1973年のサンレモ音楽祭に「Serena(待ちわびて)」でデビュー。同年世界歌謡祭において「Parigi a volte cosa fa(愛の流れの中に〜パリは不思議)」で歌唱グランプリに輝いています。翌1974年のサンレモでも「Senza titolo(わかれの中に)」で入賞、1978年の世界歌謡祭においても「Due parole」で最優秀歌唱賞を受賞しています。
 こうした経歴からもわかる通り、歌唱力は抜群です。日本でもLPが発売されて日本の曲を録音したこともありましたが、1970年代という時代がカンタウトーレ全盛期であったことと、彼女自身シャンソンを取り上げるなどフランス風でもあったことから、イタリアでの人気は長くは続かなかったようです。
 現在でも活動中。

アルバム紹介

Gilda Giuliani 「Flashback」

Gilda Giuliani 「Flashback」(2002)

 ジルダ・ジュリアーニの2枚組ベスト盤で、発売は2002年ですが、録音はすべて1970年代(1973〜79年)のものです。CD1は彼女の最初のヒット曲1.「Serena(待ちわびて)」に始まり、日本のカンツォーネ歌手も多く取り上げている8.「Amore,amore immenso(愛に生きる)」など12曲を収録。CD2では9.「Senza titolo(わかれの中に)」のほか、クラウディオ・バリオーニのヒット曲11.「Io me ne andrei」を取り上げており、バリオーニ自身もコーラスで参加しています。ラストは12.「Main title theme from Superman(「スーパーマン」のテーマ)」。
 アレンジは1970年代ならではのオーケストラとピアノを中心としたもので、彼女のピンと張りつめた声が似合うスケールの大きな曲が中心となっています。
(BMG RICORDI 74321851862)

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