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Tullio De Piscopo | トゥリッオ・デ・ピスコポ

バイオグラフィー

 1946年2月24日ナポリ生まれ。
 10歳年上の兄の教えを受け、25歳でジャズ・ドラマーとなり、各地で演奏活動を行いました。ミラノに落ち着いた後はスタジオ・ミュージシャンとして数多くの歌手の録音に参加しています。音楽学校でドラムを教えたり、作曲家として映画音楽を手掛けるほかに歌手としても意欲的な活動を行っており、サンレモ音楽祭などにも積極的に参加しています。1988年のサンレモ音楽祭入賞曲「Andamento lento(ゆっくり行こう)」は音楽祭終了後しばらくして夏から秋にかけてヒットしました。翌89年「E allora e allora(ほほえみ)」でサンレモに入賞した際には、サンレモ・ワールド・ツアーのメンバーの一員として来日しました。
数多くのアルバムを残しており、残念ながら私は下の1枚以外は未聴です。

Tullio De Piscopo 「Album」

Tullio De Piscopo 「Album」 (1989)

 上述のように89年のサンレモで1.「E allora e allora」を歌い、入賞した直後にリリースしたアルバムです。サンレモ・ワールドツアーでは全員カラオケで歌いましたが、彼の曲の冒頭だけは生のドラムを聴かせてくれました。本作ももちろん彼のドラム・ヴォーカルを楽しむことが出来ます。2.「Stop bajon」はピーノ・ダニエーレの作詞・作曲。3.「Radio Africa」ではモリ・カンテがゲスト参加しています。彼の曲は夏によくヒットするという、日本で言えば「チューブ」のような存在だったと聞いています。
(EMI COSTA EST 090 7922572)

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