バイオグラフィー
1961年12月16日コディゴーロ生まれ。
彼女の名前を最初に見かけたのは1991年のサンレモ音楽祭のオムニバスＣＤで、新人の部に出場して「Giselle(ジゼル)」を歌っていました。新人の部に出場していたとはいえ、年齢的には当時20代後半か30代だったのではないでしょうか。翌1992年もサンレモ新人の部に出場して「Amica di scuola」を歌って5位。歌もそこそこパンチがあって上手いし、アルバムでも案外いい曲を歌っていて、密かに期待していたんですけど、その後しばらく目立った活動はありませんでした。1995年におそらくサードアルバムだと思いますが、「Aspettando Bernice」を発売したのが、彼女のＣＤを確認できた最後です。現在も活動中かは不明です。
アルバム紹介
Patrizia Bulgari 「Il bar degli arrivisti」 (1992)
おそらくセカンド・アルバム。プロデュースは前作と同じです。当時は日本の輸入盤店にもかなりの数置いていたので買われた人も多いはず。サンレモ新人の部参加曲1.「Amica di scuola」は前年のサンレモ新人の部参加曲「Giselle」と同じライターのジァンニ・チャレッラという人が書いていて、彼は本作では半数の5曲の作詞・作曲を担当しています。前作に入っていた「Le lacrime e la pioggia」、「Salutami la luna」のリミックス・ヴァージョンも収録されました。 (NAR CDAPD 2892)
Patrizia Bulgari 「Giselle e...」 (1991)
デビュー・アルバムだと思います。プロデュースはマリオ・リモンジェッリ、ネッロ・マルティという二人。1.「Le lacrime e la pioggia」や2.「Salutami la luna」、フランコ・ファザーノが書いた4.「Ogni volta che ci sei」、5.サンレモ参加曲の「Giselle」など心地よいナンバーが並んでいます。 (DISCO 3 CDDT 5002)
