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Manuela Villa | マヌエラ・ヴィッラ

バイオグラフィー

 1966年2月7日ローマ生まれ。「カンツォーネの王様」と言われた往年の名歌手クラウディオ・ヴィッラの娘。
 歌手としてのデビューがいつ頃なのかは不明ですが、アルバムは「Un concerto italiano」(1994)、「Manuela Villa」(1999)、「Un amore così grande」(2000)の3枚が出ており、その他1994年のサンレモ音楽祭で第1回サンレモ音楽祭の優勝者ニッラ・ピツツィを筆頭に往年のスター歌手を集めて結成されたグループSquadra Italiaにも参加しており、そのときは「Una vecchia canzone italiana」を歌い、Squadra Italiaとしてサンレモ参加曲と同タイトルのアルバムが発売されています。また、1995年にはディズニー映画「ポカホンタス」のイタリア語盤のポカホンタスの歌の吹き込みを彼女が担当し、イタリア盤サントラで聴くことが出来ます。
 彼女自身による大ヒット曲はありませんが、テレビの歌番組などにもたびたび出演しています。

アルバム紹介

Manuela Villa 「Un amore così' grande」

Manuela Villa 「Un amore così grande」 (2000)

 マヌエラ・ヴィッラの通算3枚目のアルバム。彼女は過去のアルバムでも父クラウディオがヒットさせた歌を取り上げており、本作でもスペインのアンダルシア地方の古都グラナダを賛美した歌で1932年にメキシコのアウグスティン・ララ作の1.「Granada(グラナダ)」、1955年サンレモ音楽祭優勝曲2.「Buongiorno tristezza (悲しみよ今日は)」、ラテンの10.「Mexico」、1967年サンレモ優勝曲11.「Non pensare a me(愛のわかれ)」などを収録しています。歌の上手さは父ゆずりの歌い上げる正統派。オリジナルの新曲は3.「Questo amore vola」、6.「Anna è」、9.「Una carezza sull'anima」、12.「Quanto tempo」の4曲で、いずれもイタリアらしいメロディーの美しい曲ですが、マヌエラ自身が共作者としてクレジットされています。
(PRIMO PIANO CD 7061)

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