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Katyna Ranieri | カティーナ・ラニエーリ

バイオグラフィー

 1927年8月15日グロッセート近郊のフォロニカ生まれ。
 劇場の歌い手としてデビューし、1953年にサンレモ音楽祭に出場して「No Pierrot(ノー・ピエロット)」、「Domandatelo(君知るならば)」を歌い、翌1954年にサンレモ音楽祭にも出場、前年に続き2曲エントリーし、2位になって大ヒットした「Canzone da due soldi(ありふれた恋の歌)」とジォルジォ・コンソリーニとのデュエットによるの「Sotto l'ombrello(傘の下)」を歌っています。
 後に映画音楽家のリズ・オルトラーニ(Riz Ortolani)と結婚して渡米、ビヴァリー・ヒルズに定住しました。

アルバム紹介

Katyna Ranieri 「Chansons pour Fellini」

Nino Rota/Katyna Ranieri 「Chansons pour Fellini」(1987)

 ニーノ・ロータ作曲によるフェデリコ・フェリーニ監督の映画音楽に歌詞を付けたものをカティーナ・ラニエーリが歌った作品。1.「Lo scieicco bianco(白い酋長)」、2.「I vitteloni(青春群像)」、3.「La strada(道)」、4.「Gelsomina(ジェルソミーナ)」、6.「Cabiria(カビリア)」、9.「La dolce vita(甘い生活)」、11.「Otto e mezzo(8 1/2)、12.「Giulietta degli spiriti(魂のジュリエッタ)」、13.「Amarcordo(アマルコルド)」、15.「Casanova(カサノバ)」など全16曲を収録しています。ニーノ・ロータの名曲と、やや枯れた感じのラニエーリのヴォーカル、そしてオーケストラの演奏とがうまく調和しています。プロデュースはラニエーリの夫リズ・オルトラーニ。イタリア盤もあるのでしょうが、私が持っているのはオーストリア製のフランス盤でした。
(MILAN CD 329)

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