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Gianni Fiorellino | ジァンニ・フィオレッリーノ

バイオグラフィー

 1982年4月3日ナポリ生まれ。
 7歳からピアノを学び、クラシックのほかジャズにも取り組んでいました。今回の新人の部では4位に終わりましたが、イタリアの伝統的な美しいメロディーで2.「Ricomincerei」を歌い上げています。以前のアルバムにはナポリ方言で歌った曲も収録されていましたが、本作は全国区にアピールするためか全曲標準語となっています。アレンジやバックの演奏も特にナポリらしさは感じられません。声は同じナポリ出身のGigi D'Alessio(ジジ・ダレッシォ)のように高音域が印象的です。

アルバム紹介

Gianni Fiorellino「Gli amori sono in noi」

Gianni Fiorellino「Gli amori sono in noi」(2002)

 2002年サンレモ音楽祭の新人の部では4位に終わりましたが、イタリアの伝統的な美しいメロディーで2.「Ricomincerei」を歌い上げています。以前のアルバムにはナポリ方言で歌った曲も収録されていましたが、本作は全国区にアピールするためか全曲標準語となっています。アレンジやバックの演奏も特にナポリらしさは感じられません。声は同じナポリ出身のGigi D'Alessio(ジジ・ダレッシォ)のように高音域が印象的です。曲はミディアム・テンポの曲とバラードとがバランスよく配されており、5.の「Bomb bomb bomb」などはラテンのリッキー・マルティンを思わせる軽快な曲。ラストの12.「Clochard」は彼自身の作曲によるインスト・ナンバーで、素晴らしいピアノ演奏を披露しています。
1.Bastava un niente 2.Mi piaci come sei 3.Amore dopo amore 4.Ricomincerei 5.Sto bene dentro 6.Gli amori sono in noi 7.Bomb bomb bomb 8.Senza metà 9.Tempo 10.Quanta strada 11.Tu sei mia 12.Dove ti nascondi 13.Non mi fai male 14.Clochard
(EMI 724353888022)


Gianni Fiorellino「Futurosemplice」

Gianni Fiorellino「Futurosemplice」(2000)

 通算5作目のアルバム。ほとんどの曲が彼自身とAntonio Casaburi(アントニオ・カサブリ)との共作となっています。
 1曲目からいきなりいかにもナポリといった雰囲気の伝統的メロディーのバラードが始まります。しかし、2以降は比較的ポップな曲が多く、3のように哀愁を帯びたバラードかと思いきや、ポップに転調する曲もあります。4はテンポがあるものの、メロディー自体は叙情があります。5は聴いていてこちらがちょっと恥ずかしくなってしまうようなメロディーの、ちょっと懐かしい感じのするポップスです。6は1999年のナポリ音楽祭で優勝した曲で、哀愁あるギターのイントロに始まり、やがてスパニッシュ調へと変化していきます。7は叙情的なバラードで、9はGigi D'Alessio(ジジ・ダレッシォ)のようなラテン・ポップス風のリズミカルな曲です。ラストの10は明日に希望を持たせるような、明るめのポップスで締めくくっています。
1.Grande amore mio 2.Casa e Chiesa 3.Cu'tte 4.Panzarotto e zeppulella 5.Fino alla fine del mondo 6.Girasole 7.Appiccecate 8....E si' damia 9.Te dongo el core 10.Tre per tre (amo te)

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