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Michele Marmo | ミケーレ・マルモ

バイオグラフィー

 サルデーニャ生まれのプーリア育ち。14歳からギターを演奏して作詞作曲を始め、1980年代には友人でLaura Pausini(ラウラ・パウズィーニ)のキーボード奏者でもあるカルロ・パルマス(Carlo Palmas)と最初のミニ・バンドを結成し、数ヵ月後にはミニ・コンサートを催しました。
 その後、ピッポ・バウド(Pippo Baudo)とジァンニ・チァルド(Gianni Ciardo)が司会を務める「Cantapuglia」という歌のイベントに参加して1位となり、続けてカストロカーロ新人コンテストのように別のコンテストにも参加しました。
 ロッサーナ・カザーレ(Rossana Casale)リッカルド・フォッリ(Riccardo Fogli)、ノヴェチェント(Novecento)、トニー・エスポジト(Tony Esposito)、マリオ・ロズィーニ(Mario Rosini)などとも仕事を共にし、1996年にシングル「Via」でデビュー。翌1997年には「Con te」を発売しました。
 2005年にはアルバム「Un po’(p) di Jazz」を発売し、活動中。

アルバム紹介

Michele Marmo 「Un po'(p)di jazz」

Michele Marmo 「Un po'(p) di jazz」 (2005)

 スキンヘッドにひげを生やした容姿からは想像できないほどの繊細な感覚を持つカンタウトーレ。タイトルから示すように、ジャズ・テイストをふんだんに織り込んでおり、1は控えめなピアノ、効果的なソプラノ・サックス、穏やかなメロディーとNino Buonocore(ニーノ・ブォノコーレ)に似た雰囲気を持つ曲です。2もアコースティック・ギターを中心としたバックに、さらりとしたヴォーカルが包む曲です。3はホルンに始まるジャズ・テイスト溢れる曲で、続くタイトル曲4はやや軽快なジャズ・スイング系の曲となっています。5は囁く様なヴォーカルが印象的でボサノヴァ風の曲、6はヴァイオリンの演奏も効果的ですが、パーカッションをTony Esposito(トニー・エスポズィト)が担当しています。7もピアノ中心の演奏をバックに歌うバラード曲です。8は本作中最もポップな曲で、ビデオクリップも収録されています。9は叙情的なヴァイオリンの演奏が印象的で後半のオーケストラがさらに盛り上げるバラード曲です。ハーモニカを中心としたインスト・ナンバーの10に続くラストの11は、再びアコースティック・ギターなどをバックに歌い上げるバラードで締めくくっています。
 全曲彼自身の作曲なので、曲調はやや似通っているものの、どの曲も完成度は高く、特にジャズやアコースティックなサウンドが好きな方にはオススメです。
1.In questa notte 2.Scusami 3.Semplici parole  4.Un po'(p) di jazz  5.Con te  6.L'uomo con l'ombrello  7.Come nasce una canzone  8.Senti-me(nto)  9.Adesso dormi  10.La via delle nuvole-strumentale  11.Compagni di scuola
(JUST MUSIC NIC90000 33)

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