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Veronica Marchi | ヴェロニカ・マルキ

バイオグラフィー

 1982年12月31日ヴェローナ(Verona)生まれ。フォーク、ロック系のカンタウトリーチェ。
 アナリス・モリセット(Alanis Morissette)、 ジェフ・バックリィ(Jeff Buckley)、デヴィッド・ボウイ(David Bowie)、スザンヌ・ヴェガ(Suzanne Vega)、イタリア人ではリーノ・ガエターノ(Rino Gaetano)、ルーチォ・バッティスティ(Lucio Battisti)カルメン・コンソリ(Carmen Consoli)を聴いて育ちました。
 4歳から歌い始め、さらにピアノとギターを習得。 Riva Del Garda音楽院で理論とソルフェージュで卒業、歌と作曲を勉強しました。
 1988年にはゼッキーノ・ドーロのファイナルに残り、1989年には国営放送Rai2のテレビ番組で主役を演ずるなど、幼い頃から表舞台に出ており、最初に作曲したのは9歳の時の「Cosa c'è」という曲で、1992年のミランドーラ(Mirandola)の「Microfono D'oro「という催しで優勝したそうです。
 2005年に最初のアルバム「Veronica Marchi」を発売。そして2008年、セカンド・アルバム「L'acqua del mare non si può bere」を発売しています。

アルバム紹介

Veronica Marchi 「L'acqua del mare non si può bere」

Veronica Marchi 「L'acqua del mare non si può bere」 (2008)

 セカンド・アルバム。ルイジ・ペチェーレ(Luigi Pecere)のプロデュース。
 オープニングは、雪を踏みしめて歩く効果音とともにアコースティックギターをバックに歌われる小曲です。続いて、ロック色の濃い2へと展開します。3はエスニック色のある曲。4はアコースティックギターの演奏とともに、やや早口のヴォーカルが印象的です。ピアノをバックに歌われる5では、伸びのあるヴォーカルを聴くことができます。6はフォーク・ロック調の曲で、力強さを感じさせます。7はバラード曲で、ストリングスも加わって哀愁を感じさせ、韻を踏んだサビも頭に残ります。子どもたちの声が挿入される9もバラード曲で、幻想的な雰囲気の曲です。12とラストの13は似た感じの曲で、アコースティックギターの弾き語りで歌われています。
 全体的にアコースティック色が濃い落ち着いたサウンドで、パオラ・トゥルチ(Paola Turci)あたりが好きな方にオススメです。今後も期待できるカンタウトリーチェだと思います。
1.Fiore di neve  2.Splendida coerenza  3.Silenzi  4.Normale  5.Un giorno senza te  6.Saldi di primavera  7.Resisti  8.Dillo piano  9.Il re del mondo  10.Stellanova  11.Tu non sei  12.Piccolo dialogo  13.Ancora cinque minuti
(La Matricula LP013)

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