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Amalia Grè | アマリア・グレ

バイオグラフィー

 1964年6月16日イタリア南部Lecce(レッチェ)のさらに南のMiggiano(ミッジァーノ)生まれのジャズ系カンタウトリーチェ。 Accademia di Belle Arti di Perugia(ペルージャ美術アカデミー)を卒業しましたが、歌手としての道を歩み始めました。 多くのアーティストの影響を受けましたが、特に、ローマに移住後の1990年、ジャズ歌手Betty Carter(ベティ・カーター)に大いに励みを与えられ、ベーシストとともにアメリカへ行くことを決めました。Betty Carterが亡くなるまでの間、ニューヨークで勉強やクラブでの演奏を続け、2001年にイタリアに戻っています。同年、Recanati(レカナーティ)で開催された「Modifica di Festival di Recanati」において、「Io cammino di notte da sola」を歌い、イタリアの音楽シーンに登場。2003年には最初のアルバム「Amalia Gré」を、2006年にはセカンド・アルバム「Per te」を発売しています。
 2007年にはサンレモ音楽祭に「Amami per sempre」で出場し、「Per te」のサンレモ・エディションを発売。2008年にはMinutaとともに「Minuta vs Amalia Gre」を発売、また、同年ディズニー映画「Trilli(ティンカー・ベル)」の挿入歌として「Volerai」を歌っており、多彩な一面を覗かせています。
 2011年イタリア商工会議所が主催するGala Dinner Party他のイベントに出演するため、来日。

アルバム紹介

Amalia Gre' 「Amalia Gre'」

Amalia Grè 「Amalia Grè」(2003)

 デビュー・アルバム。1.は親しみやすいメロディーを持った現代的アレンジのジャズ・ナンバー。2.は2001年にイタリアの音楽シーンにデビューした「Io cammino di notte da sola」で、ピアノを中心としてストリングスも導入された美しい曲。3.は軽快なピアノが美しい典型的なジャズ・アレンジの曲。英語曲の5は日本人ミュージシャンの丹羽剛氏のソプラノ・サックスが印象的。本作にはもうお一方ギターの三浦良樹氏が日本人として参加されています。ほとんどが彼女自身の作詞・作曲によるオリジナル曲ですが、Bruno Martinoが作曲して多くの歌手によってカヴァーされイタリアのスタンダードとなった7.「Estate」、Diana Ross(ダイアナ・ロス)の8.「Do you know where you're going to?」の2曲がカヴァーとなっています。軽快なジャズ・ナンバーから9のようなストリングスを配した曲まで、聴いていて飽きのこないアルバムに仕上げられています。なお、アルバム・ジャケットとブックレットのイラストは彼女自身によるのものです。
1.Cuore pallido 2.Io cammino di notte da sola 3.Sogno 4.Indaco 5.Your lips 6.Orchidee 7.Estate 8.Theme from Mahogany (Do you know where you're going to?) 9.Profondo 10.Na suppa de stella 11.Baronessa 12.Film a 8 colori 13.I need a crown
(EMI Capitol 5967272)

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