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Samuele Bersani | サムエーレ・ベルサーニ

バイオグラフィー

 1970年10月1日リミニ生まれ。才能ある若手カンタウトーレ(シンガー・ソングライター)。1991年ルーチォ・ダッラのツアーに参加して彼のライヴ・アルバム「Amen」の中で「Il mostro」を歌ってデビュー。同年ルイジ・テンコ賞コンサートに参加。1992年に最初のアルバム「C'hanno preso tutto」を発売。1994年女性歌手フィオレッラ・マンノイアのアルバム「Gente comune」で「Crazy boy」に詞を書くなどして次第に注目を集めるようになりました。1994年「Freak」、1997年「Samuele Bersani」とアルバムを発売。「Samuele Bersani」あたりから日本の輸入盤店にも入荷して“知る人ぞ知る”存在となりました。2000年にサンレモ音楽祭に初出場、「Replay」を歌い、4枚目のアルバム「L'oroscopo speciale」を発売。

アルバム紹介

Samuele Bersani 「L'oroscopo speciale」

Samuele Bersani 「L'oroscopo speciale」(2000)

 サムエーレ・ベルサーニの歌はノリのあるロックでもなく、かといって情熱的に歌い上げるタイプでもない、玄人受けするタイプです。8.は坂本龍一作曲、大貫妙子作詞の「Tango」をベルサーニがイタリア語訳詞した「Isola」。オルネッラ・ヴァノーニが先に取り上げ、1999年のアルバム「Alberi」で歌っていたのでご存知の方も多いのではないでしょうか。サンレモ入賞曲の10.「Replay」も地味ながら味わいのあるいい曲。今後も楽しみなカンタウトーレです。
(Pressing BMG Ricordi 74321757892)


Samuele Bersani 「Samuele Bersani」

Samuele Bersani 「Samuele Bersani」(1997)

 ベルサーニの3作目に当たるアルバムで、日本でも輸入盤店を中心に話題となりました。少しとっつきにくいかもしれませんが、大人のロックを聴かせてくれます。5.「Coppa Uefa」はサッカーの「UEFAカップ」を歌ったものです。歌詞を訳していないので、詳細な内容はわかりませんが… フィオレッラ・マンノイアに詞を書いた7.「Crazy boy」ではピッコラ・オルケストラ・アヴィォン・トラヴェルが参加しています。
(74321 487442)

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